愛想が悪いバー
たまたま訪れたバーが最悪だった。
店員の愛想が死ぬほど悪いのだ。
こんなにお店に対してイライラしたのは、本当に久しぶりだ。
バーだから、笑顔をニコニコと振りまく必要はない。寡黙なのと、愛想が悪いのは似たようで別モノだ。
今回行った店は、店員同士で話をする時はすごくにこやかで楽しそうなのに、いざ注文を取る時やお酒を持ってくる時は真顔になる。
「レシピのご相談等お気軽にスタッフにお尋ねください。メニューにない映画のカクテルもお作りします。」とメニューに書いてあったので、
メニューに無いカクテルをできますか?と頼むと
「あ〜〜観てないんで無理ですね、ハイ」
断られた末に頼んだカクテルが濃すぎたので、水で少し薄めてもらえますか?と頼むと
「無理ですね」
めちゃめちゃイライラする。
となりのお客さんが、軽めのカクテルはどれですか?とメニューを指差しながら聞くと
「映画を想像してもらえればわかりますよね」
???????
挙げ句の果てに、店員同士がオバサンがさあ〜と嘲るように言っていたので、多分悪口。客に聞こえるように悪口を言うな????
もう本当にイライラする。
お酒とは楽しく気持ちよく飲むものではないのか。
何のためにお店に来て、お酒を飲んでいるのかわからないし、お金を出す価値がない。
というかシンプルにカクテルが美味しくなかった。飲みサーでよく飲まれるんだろうなという味。
質問されたくないのなら、お気軽にお尋ねくださいなんて書かなければいい。
わたしのようなにわかの映画好きが観るような映画を頼まれたくないのなら、メニューにあるお酒だけを頼めるシステムにしたらいい。
というか映画好きが「それ見てないんで」って開き直っていいのか??そういうジャンル見たら死ぬみたいなプライドがあるのか??
「もう行きたくないよ!あんなとこ!」と一緒にいた友人に帰り道に話すと、友人は愛想悪かったねと言ってはいたものの店員の態度などほとんど気にしないらしい。
「別にもう会わないじゃん〜〜」とお気楽な様子。最もである。
もう行かなきゃいいだけの話で、その通りだ。
それでも、わたしは店員の態度を気にする。
とにかく、東京都渋谷区にある「八月の鯨」には二度と行かないです。付け加えると、地下の方。